いわくらの杜がある人吉球磨を心から満喫していただけるような体験や場所のご紹介です。
「日本でもっとも豊かな隠れ里」(記:司馬遼太郎)の美しい四季と自慢のお風呂で、日常を忘れて癒しのひとときをお楽しみください。
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鍛冶屋町は、石畳の通りや白壁の商家が続く、城下町・人吉の面影を色濃く残す風情ある街並みが魅力です。かつて相良藩の時代には、刃物や銃、農具を生み出す多くの鍛冶屋が立ち並び、繁栄を支えた地域でした。
現在は、古き良き歴史を感じながら、地元のお茶屋や味噌醤油蔵、人気の花おはぎ屋が軒を連ねています。また、日本茶10種や抹茶の体験、人力車に乗って街を巡ったり、着付けをして当時の風情を味わうことも可能です。時間がゆっくりと流れる鍛冶屋町で、過去と現在が交差する特別なひとときをお楽しみください。
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人吉球磨地域には、27の蔵元が歴史と伝統を守り続け、200を超える多彩な銘柄を誇る球磨焼酎が生まれています。それぞれの蔵元が手がける銘柄は、杜氏たちの手によって丹精込めて作られ、独自の個性を持っています。
芳醇な香りと深いコクを楽しめる球磨焼酎は、まさにこの地ならではの味わい。口に含むたびに異なる表情を見せる豊かなバリエーションが、焼酎の世界をさらに深めてくれます。ぜひ、当館でその奥深い味わいをお楽しみください。
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当館の朝食では、特に自慢の一品として、希少価値の高い国産きくらげをお出ししています。このきくらげは、日本の食糧自給率がわずか2%という非常に貴重な食材です。熊本県の自然豊かな水上村で農業を営む西本美帆さんが、一つひとつ丹精込めて生産しています。
また、きくらげの収穫体験もご用意しております。新鮮な空気の中、自然と触れ合いながら、地元で育まれた食材を自らの手で収穫する特別な体験ができます。旅の思い出に、ぜひきくらげの収穫をお楽しみください。
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人吉球磨地域では、年間約100日もの間、幻想的な朝霧が現れます。この自然現象は、山々と川が織りなす特有の気候条件によって生まれ、まるで大自然が描く絵画のような神秘的な光景を目の当たりにできます。
朝霧が広がる日は、空が晴れ渡り、澄んだ青空とのコントラストが一層美しく感じられます。早朝にしか出会えないこの特別な風景は、心を洗い流すような静けさとともに、訪れる人々に感動を与えてくれるでしょう。
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熊本県内最大の川「球磨川」は、最上川、富士川と並ぶ日本三大急流の一つです。その激流を下る「球磨川くだり」は、100年以上の歴史を誇り、訪れる人々に変わらぬ感動を与え続けています。明治時代には西郷隆盛も、西南戦争で秘かに熊本に入る際、球磨川を下ったと伝えられています。
熟練の“船頭”と“ともはり”の2人が船を巧みに操り、約40分かけて川を下るその体験は、スリルと自然の美しさが絶妙に融合した特別な時間です。100年変わらぬ悠久の流れを感じながら、球磨川の自然と歴史に身を委ねる贅沢なひとときをぜひお楽しみください。